栗原詩織がある日「目覚め」ると、自分の兄・大輝が、資産百億円を誇る大企業の後継者でありながら、悪女・白川清美にべた惚れして貢ぎまくっている姿が脳裏に浮かんだ。しかもそのままでは、清美のせいで大輝が命を落とす未来まではっきりと見えてしまった。
詩織は兄の注意をそらすため、街角で適当に金髪のチンピラ風の男を雇い、彼氏のふりをさせることにした。ところが、その“金髪男”こそ、実は総資産数千億円の巨大企業の若き社長・星野純一だった。
二人は偽装恋愛のはずが、次第に本気で惹かれ合っていく。一方で、詩織の作戦は兄の大輝を怒り狂わせ、清美の顔を次々に叩きのめす展開に。そんな中、詩織と純一の関係はどんどん深まっていく。
やがて詩織は兄を救うことに成功し、さらには何もせずとも最高の人生を手に入れることに。兄の大輝は「恋愛脳のベタ惚れ男」から、最終的には究極の「シスコン」へと変貌を遂げ、その過程は笑いと痛快さに満ちている。
そして最後には、家族全員が妹の“金髪彼氏”の資産数千億円に驚愕し、口をあんぐり開けて呆然とするのだった